TITANの植物を中心としたblog。 インスタはtitans_garden (*^-^)b
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木香薔薇
薔薇 バラ Rose ローズ
『Rosa banksiae var. banksiae』(alba-plena) ロサ バンクシアエ バンクシアエ (アルバ・プレナ)
Subgenus. Eurosa エウロサ亜属 Section. Banksianae バンクシアナエ節
木香薔薇 モッコウバラ (白木香薔薇)
早咲きの原種達
先日の 鳩谷薔薇に続き今度は木香薔薇 モッコウバラが満開に近付いてます!
面白い事に緯度や標高の高い寒帯・亜寒帯など寒冷地に原産する多くの野薔薇達は
原産地での霜や雪から確実に身を守る為の知恵か!?
花の時期に霜や雪に当たらない様に確実に気温が上昇したこの時期に
ようやく新芽が展開し始めたばかりなのに対し
緯度が低い亜熱帯など比較的暖かい地域に原産する野薔薇達の多くは
春少しの気温の上昇と共に敏感に反応しスグ芽が伸び出しいち早く花を咲かせます。
しかしながら
本当に寒さが苦手な熱帯の低地に原産する野薔薇達(R. bracteata 八重山野茨)などは
気温が低いと花はおろか成長も遅く、殆どの薔薇達(一期咲き)の花が終わった時期の後
暑い真夏に花を咲かせます!(笑)
(^o^)
最初に発見発表されたのが白花八重咲きだったので
学術上この白花八重咲き(var. banksiae )が基本種で
正常花である白花一重が(var. normalis)ノルマリスが変種扱いに成って居ます!
種小名 banksiae バンクシアエとは
中国や日本、フィリピン、ジャワ島など東アジアの植物収集を依頼された
プラントハンターの 「William Kerr」(?~1814) ウィリアム カーが1807年に発見し
依頼主であり 有名な植物学者でありキュー植物園を運営しプラントハンター達のパトロンであり
自らも1768年~1771年に掛けて クック船長の第1回航海に便乗しエンデバー号に乗り大西洋を南下し南米最南端チリのホーン岬を回ってタヒチ島へ
更にはニージーランド、オーストラリア東海岸まで航海したほど自らプラントハンターだった
イギリス人の 「Joseph Banks」(1743~1820) ジョゼフバンクスの奥さんの「Sarah」 サラに贈った名で
ジョセフ バンクス本人に贈った名ならば種小名は banksia に成りましょうが
banksiae なので名前から女性に贈った事が分かります!(笑)
(*^-^)b
4月初旬に一度殺虫&殺菌剤を散布したものの
ポツポツ出始めたうどん粉病は止まらず
うどん粉病に弱いバラ達は既にウドンコ祭の予感~(汗)
そして
チュウレンジバチも最近ちょくちょく見掛けますが
何と言っても
今年は3月頃から 今まで余り見掛ける事の無かった「クワガタハバチ」だか「クシヒゲハバチ」の成虫が非常に沢山飛び回り
この所 孵化した幼虫が葉を食害し始めて居ます!
チュウレンジバチやバラクキバチの様に 茎に卵を産み付けて
花茎を傷付け無いだけまだましですが・・・・
薔薇達が本格的に開花するまでに後2度位は薬を散布しなければ~
(^o^;)
『Rosa banksiae var. banksiae』(alba-plena) ロサ バンクシアエ バンクシアエ (アルバ・プレナ)
Subgenus. Eurosa エウロサ亜属 Section. Banksianae バンクシアナエ節
木香薔薇 モッコウバラ (白木香薔薇)
早咲きの原種達
先日の 鳩谷薔薇に続き今度は木香薔薇 モッコウバラが満開に近付いてます!
面白い事に緯度や標高の高い寒帯・亜寒帯など寒冷地に原産する多くの野薔薇達は
原産地での霜や雪から確実に身を守る為の知恵か!?
花の時期に霜や雪に当たらない様に確実に気温が上昇したこの時期に
ようやく新芽が展開し始めたばかりなのに対し
緯度が低い亜熱帯など比較的暖かい地域に原産する野薔薇達の多くは
春少しの気温の上昇と共に敏感に反応しスグ芽が伸び出しいち早く花を咲かせます。
しかしながら
本当に寒さが苦手な熱帯の低地に原産する野薔薇達(R. bracteata 八重山野茨)などは
気温が低いと花はおろか成長も遅く、殆どの薔薇達(一期咲き)の花が終わった時期の後
暑い真夏に花を咲かせます!(笑)
(^o^)
最初に発見発表されたのが白花八重咲きだったので
学術上この白花八重咲き(var. banksiae )が基本種で
正常花である白花一重が(var. normalis)ノルマリスが変種扱いに成って居ます!
種小名 banksiae バンクシアエとは
中国や日本、フィリピン、ジャワ島など東アジアの植物収集を依頼された
プラントハンターの 「William Kerr」(?~1814) ウィリアム カーが1807年に発見し
依頼主であり 有名な植物学者でありキュー植物園を運営しプラントハンター達のパトロンであり
自らも1768年~1771年に掛けて クック船長の第1回航海に便乗しエンデバー号に乗り大西洋を南下し南米最南端チリのホーン岬を回ってタヒチ島へ
更にはニージーランド、オーストラリア東海岸まで航海したほど自らプラントハンターだった
イギリス人の 「Joseph Banks」(1743~1820) ジョゼフバンクスの奥さんの「Sarah」 サラに贈った名で
ジョセフ バンクス本人に贈った名ならば種小名は banksia に成りましょうが
banksiae なので名前から女性に贈った事が分かります!(笑)
(*^-^)b
4月初旬に一度殺虫&殺菌剤を散布したものの
ポツポツ出始めたうどん粉病は止まらず
うどん粉病に弱いバラ達は既にウドンコ祭の予感~(汗)
そして
チュウレンジバチも最近ちょくちょく見掛けますが
何と言っても
今年は3月頃から 今まで余り見掛ける事の無かった「クワガタハバチ」だか「クシヒゲハバチ」の成虫が非常に沢山飛び回り
この所 孵化した幼虫が葉を食害し始めて居ます!
チュウレンジバチやバラクキバチの様に 茎に卵を産み付けて
花茎を傷付け無いだけまだましですが・・・・
薔薇達が本格的に開花するまでに後2度位は薬を散布しなければ~
(^o^;)
by Titan-Garden
| 2009-04-25 04:25
| Rosa